x-アプリからMusic Center for PCに移行したときのあれこれ
どうも、橙葵です。ウォークマンを使っています。
最近、新しいPCを使い始めたのですが、その際にタイトルのことで苦労したお話です。
「x-アプリで利用していた楽曲データを、別のPCに移してMusic Center for PCで利用したい」という人向けです。
「x-アプリからMusic Center for PCにデータを移行する」を見れば、表題の問題は解決できるかと思います。
ウォークマンをx-アプリで管理している場合には、「x-アプリで管理していたウォークマンをMusic Center for PCで使う」から読んだ方が、力になれると思います。
- まえがき
- 困ったこと
- 必要条件
- x-アプリからMusic Center for PCにデータを移行する
- x-アプリで管理していたウォークマンをMusic Center for PCで使う
- あとがき
- 記事作成時のメモ
まえがき
もともと、x-アプリでウォークマン(NW-S764シリーズ)を管理していました。
NW-S760シリーズ | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー
x-アプリは、iTunesのような、音楽管理ソフトだと思ってください(他にも機能はいろいろある)
ウォークマンはx-アプリで音楽を管理します(しかし後述のように、現在はMusic Center for PCを利用します)
ちなみにx-アプリはiTunesから曲情報をインポートすることができます(逆はできない)
なので、大学の文化祭の景品でウォークマンをもらったのを機に、壊れてしまったiPodから乗り換えました。
しかし、x-アプリをインストールして使っていたThinkpad 121e(以下、前PC)が、ヒンジ故障で心もとない感じになっていました。
なので、昨年10月あたりに、x-アプリでバックアップを作成しておきました。
新しくThinkpad E130(以下、新PC)をゲットしていたので、これに移す予定です。
私「よーし! 時間のあるときに新PCにx-アプリ入れて、バックアップから復元すればいいや!」
というわけで、しばらく放置していました。
そして先日の1/20にx-アプリを新PCにインストールしようとしたら、こんなことになっていました。
音楽のソフトウェア「x-アプリ」のダウンロードサービスは、2017年12月をもって終了しました。ソニーのオーディオ製品にて「x-アプリ」をご利用中のお客様におかれましては、今後は「Music Center for PC」をご利用いただきますよう、お願いいたします。
私「!???????」
つまり、「新しくx-アプリをインストールして使うことはできないよ」ってことです。
まじか、っていうかぜんぜん知らんかった。
前PCでx-アプリを起動しても何も言われなかったので、一応しばらくは使い続けられそうです。
ただ、私の場合は前PCが壊れかけなので、どうしてもデータを移行させたい気持ちが膨らみました。
ということで、とりあえず新PCにMusic Center for PCをインストールしました。
いやしかし、ここからが苦労しました。
困ったこと
今回の状況は、以下のようになっています。
使用PC | インストール済み | 楽曲データ |
---|---|---|
前PC | x-アプリ | 有 |
新PC | Music Center for PC | 無 |
目標は、「前PCのx-アプリで利用していた楽曲データを、新PCのMusic Center for PCで利用できるようにする」です。
とりあえず、新PCに「前PCのx-アプリで作成したバックアップファイル」を入れて、Music Center for PCから復元する、というのを試しました。
SONYさんがおっしゃる公式の後継アプリなんだから、できるんじゃないかなーって(安直)
結果:指定ファイルは利用できません
ここで、「x-アプリのバックアップファイルは、Music Center for PCでは使えない」ということがわかりました。
どうしようもないのでいろいろ調べたところ、本来はMusic Center for PCを初回起動時に、「"そのPCにx-アプリが入っているならば"、データをライブラリーに取り込むか確認するメッセージが出る」ということがわかりました。
Music Center for PCをインストールしたのは新PCだったので、x-アプリがありませんでした。そのため、気づきませんでした。
このとき、「x-アプリとMusic Center for PCが同PC上に存在するならば、Music Center for PCはx-アプリのライブラリーを取り込むことができる」ということがわかりました。
必要条件
私の場合は、以下の2点がクリアされていました。
今回の移行作戦は、前PCが破損して起動できない状態になっていたら、決行することができませんでした。
また、調べてみると、「ウォークマンが古いシリーズだったため、Music Center for PCに認識されない」という例もあるです。
x-アプリからMusic Center for PCにデータを移行する
今回は、次のようにデータ移行作戦を実施しました。
- 前PCにMusic Center for PCをインストールする
- 前PCにおいて、Music Center for PCにx-アプリのライブラリーを読み込ませる
- 前PCのMusic Center for PCで、バックアップファイルを作成する
- 新PCにバックアップファイルを移動する
- 新PCのMusic Center for PCでバックアップファイルからデータを復元する
以下、詳細です。
1. 新PCで一度やっているのでさくっと済ませます。
2. Music Center for PCを起動したところ自動的にやってくれました。
しかし、一部の楽曲データは、「ファイルが見つからない」という表示が出て読み込めなかったみたいでした。
今回は面倒だったのでこれらの楽曲については放置しました。
3. 以下を参考にしました。
4. 今回は外付けHDDにバックアップファイルを作成したので、新PCにバックアップファイルをコピーします。
バックアップファイルはデータサイズが大きくなる可能性が高いです。メールの添付ファイルやUSBメモリだと厳しいかもしれないので、注意してください。
5. 復元します。
はい、なんとかこれで、新PCの方に前PCで管理していたデータのほとんどを移行することができました。はっぴー。
余談ですが、このあと買ったままにしていたCDを何枚かインポートしました。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS!とMASTER SEASONS。
リンクは、そのうちの「WINTER!」です。このジャケットめちゃめちゃかわいい。
アイドルマスター|THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS WINTER!
しかし、問題は終わらなかった……。
x-アプリで管理していたウォークマンをMusic Center for PCで使う
新PCに利用中のウォークマンを接続したところ、中身が表示されませんでした。
一応機種の情報は表示されているので、Music Center for PCに認識はされているようです。
この状況はすなわち、「x-アプリから転送したウォークマンの楽曲情報は、Music Center for PCで読み取ることができない」ということでした。
もう仕方がないので、以下のようにしました。
- 前PCにウォークマンを接続する
- 前PCのx-アプリに、ウォークマン内の楽曲情報をすべて転送する
- 前PCのx-アプリを使って、ウォークマン内の楽曲情報をすべて削除する
- 新PCにウォークマンを接続する
- 新PCのMusic Center for PCから、ウォークマンに楽曲情報を転送する
先にバックアップをしてしまったのですが、私の場合はウォークマンにだけ入っている楽曲情報も特になく、あってもMusic Center for PCにはじかれそうだったので、何もしませんでした。
必要があれば、先にウォークマンの情報を吐き出し→バックアップの作成 とするのが無難だと思います。
ちなみに5. がかなり時間かかりました。
6GBくらい、たぶん1時間強かなと思います。もっと長かったかも。
あとがき
というわけで、なんとか無事にx-アプリからMusic Center for PCに移行して、ウォークマンが使えるようになりました。
これまでx-アプリがものすごく便利で重宝していたんですが、今回の件でものすごく苦労したので、ちょっと微妙な気分です。
ウォークマンの容量が足りなくて買い替えを検討していたので、iPodも考えちゃおうかなという気持ち。
いやしかし、またMusic Center for PCからiTunesに乗り換えるのも大変かなと考えると、二の足ぷみぷみという感じです。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
記事作成時のメモ
参考文献
HTMLタグ/テーブルタグ/セル内の文字の位置を指定する - TAG index
はてなブログ 目次の作り方 悩んでたのに驚くほど簡単だった - ラッ子くんLIFE
保留
目次を入れるとき、HTMLで「h3, h4, h5」の見出しがついているものが、自動で目次になる。
引用の文章にも「h3」が使われているので、目次に表示されてしまって困った。
今回は「目次の表示方法を思い通りに編集する」ことができなかったので、「引用の表示方法を見出し(h3)ではなく太字にする」ことで、対応した。